公開講座「幼児期から考える性教育」〜性と生のおはなし〜

青葉シュタイナーこどもの家公開講座
「幼児期から考える性教育」〜性と生のおはなし〜

シュタイナー幼稚園では、一人ひとりの子どものお誕生日会を開き、みんなでお祝いをします。お父さんやお母さんと一緒にみんなに囲まれる子どもの表情はとても満たされています。「自分は大切な存在なんだ」と感じられる体験は性教育のスタートとしてとても大事なことだと思っています。

「小さな子に性教育?」「いつから、どうやって話していけばいいの?」戸惑いや疑問をお持ちの方も多いかもしれません。

でもこれから子どもたちが幸せな人生を歩むために、大人としてどう伝えていくか考えることはとても大切なことです。

幼児期から9歳の危機、思春期と成長して、性に興味を持ち自分の体験となっていくその過程で、どんなふうに伝えていくのか、親はどう準備していけばいいのか。自分も他者も大切にできる人に育ってほしいという想いを込めて、子育て中のみなさんと性についてお話ししたいと思います。

※大人のための講座です。恐れ入りますがお子さんはお連れいただけません。

日 時 2024年7月28日(日)10:00〜12:30
会 場 青葉シュタイナーこどもの家(横浜市青葉区新石川2-31-21)
講 師 小貫大輔(東海大学国際学部教授)
参加費 2,500円(青葉シュタイナーこどもの家を支える会会員2,000円)
定 員 20名(要申込み)
お申込み&お問合せ aoba.steiner.kodomonoie@gmail.com
 お名前、当日の連絡先、参加人数を明記の上、お申込みください。

講師プロフィール
小貫大輔
東海大学国際学部教授。東京大学とハワイ大学大学院で性教育を学んだ後、1988年にブラジルに渡ってスラム「モンチ・アズール」でのアントロポゾフィー活動に参加。

2006年に帰国して大学で教えるようになるまでの間、エイズ予防財団、JICA、日本ユネスコ協会連盟他の資金を得てブラジル各地でエイズ予防、自然分娩・母乳育児の推進、子育て支援、識字活動などの分野で活動した。

帰国後は日本に住むブラジル人の子どもたちの教育支援に力を入れ、ブラジル政府の資金で「在日ブラジル人教育者向けオンライン教員養成講座」を実施するほか多国籍の子どもを集める「マルチカルチャー・キャンプ」や、ユネスコスクールと外国学校の高校生が一堂に集う「UNESCOユースセミナー」を開くなどしてきた。ブラジルと日本をつなぐボランティア団体「CRI‐チルドレンズ・リソース・インターナショナル」を1988年に設立し、現在は運営委員。日本性教育協会運営委員。

著書に『耳をすまして聞いてごらん―ブラジル、貧民街(ファベーラ)でシュタイナーの教育学を学んだ日々』、『ブラジルから来た娘タイナ 十五歳の自分探し』