幼稚園では新しいお友だちを迎え、新たな輝かしい日々が始まっていることと思います。
少しだけ遡り、春休み中に行われた卒園生家族による幼稚園への贈り物について書きたいと思います。

毎年、卒園生の家族から、幼稚園に何か贈り物をすることが恒例となっています。
贈り物と言っても、幼稚園にその時に必要なものを先生に伺い、「物」を贈った代もあれば、私の知る限り、室内の壁塗りやお庭の道具の手入れ、門のペンキ塗りなどといった「働き」を贈ることも多くあります。

「青葉シュタイナーこどもの家」の看板は2005年卒園生から贈られたもの

今回は先生から玄関のペンキが薄くなった箇所の塗り直しと、子どもが下駄箱に上がる踏み台の新調の要望があがりました。
そこで春休みにお父さんも参加ができる日程を設けて、子ども達も連れて参加しました。

卒園式から少し時間が経ってから訪れた幼稚園は、懐かしいというよりも、「これまでの日々の続き」というようにも感じられました。

早速役割を分担し、それぞれ取りかかります。
普段、園舎のお掃除は先生方がしてくださっており、私たち保護者が手をかけることはありません。なので、ここぞとばかりに目の付く箇所を今まで通わせてもらってきた感謝の気持ちを込めながら、きれいにしていきました。

作業の準備が整うと、兄や姉の小学生組を筆頭に子ども達もやる気満々で嬉しそうに働いてくれます。

色を調合してからペンキ塗り開始

下駄箱にあがるための古い踏み台を撤去して新しいものへ

マイペースな二人は枝を切ったり、削ったり、色を塗ったり

遠慮がちな先生をよそに、今までずっと気になってきた場所も是非やらせてほしいと伝え、予定外だったものにも取りかかりました。

ずっと気になっていた看板にも着手

看板もきれいにして

安定させるためのこの角度が難しい

木が悪くなってぐらついていた看板を取り外し、新たな場所へ移動して、それを固定する作業は、さまざまな問題をみんなでどうにか乗り越えて無事に終えることができました。

おやつの時間もたのしい

ペンキが乾くと色も落ち着く

途中、おやつをいただいて小休止をしつつも、最初から最後までみんなの熱意が冷めることはありませんでした。そして作業が終わった後は達成感と安堵感に包まれました。

ふと、門の方へ目をやると次女の姿がありました。
その光景を見ながら、「ああ、この門の扉を出ると、本当の卒園を迎えるような気がする」と急に思えてきました。

さびしい気持ちがありつつも、「大丈夫!」という先生方の確かな言葉を胸に、新しい道を歩んでいく覚悟が、ここでできたような気がします。

天使のような子どもたちから満たされた時間を糧に
新たな世界に向かって、さあ出発です!

卒園生保護者 松山ちかこ