寒さが増してくると、子どもの足をあたたかく保とうと
お母さんたちが自発的にルームシューズを作ります。

毛糸で編む人もいれば、羊毛から作る人もいます。
作ることは強制ではないのですが、なんとなくそれぞれが自分の得意な方法で
冬のルームシューズを用意しています。

私のように不得意の人や時間がない人は、他の人に頼んだり、
よそで良さそうなものがあれば購入することもあります。
(シュタイナー関連のイベントで手づくりのルームシューズが売られることもあるし、長女の時は、編み物が得意なおばあちゃまに編んでいただいたことがあります)

でも、例えどんなにいびつであっても、子どもは「お母さんが作った」ことに対して
大きな喜びを感じてくれるようです。
それがわかって以来、私は苦手であっても何とか自分で作るようになりました。

初めてルームシューズに挑戦したお母さんの作品。子どもが作った羊毛の作品を縫い付けた合作

羊毛から作るルームシューズは、型の上に羊毛をまんべんなく広げて
石けん水で馴染ませ、少しづつフェルト化していきます。

小学3年生の長女がお友だちと作ったとき。石けん水を少しづつなじませていく

外側の面から内側へと作業を繰り返していき
最終的に子どもの足のサイズに調整をします。

時間もかかるし、絶えず手を動かしているのでなかなかの重労働です。

何とかいい具合にできたら、今度は床で滑らないように
足裏の部分に革を縫い付けて、やっと完成です。

内と外でフェルトの色を変える人もいます

段々と気温が下がり、足もとが冷えるようになってきました。
お母さんたちも次々にルームシューズを完成させつつあります。

たくさんの暖かそうなルームシューズが並んでいる下駄箱は、見ているだけで幸せな気持ちに包まれます。

在園保護者
松山ちかこ