8月23日,24日と10月8日,9日の4日間、
福岡からおみえになった井出先生のご指導のもとキンダーハープ制作を行いました。

井出先生といえば、噂ではとてもお忙しくされてる方…しかも「井出先生の指導を受けれるなんて羨ましい!」なんて言われるくらい、人気のある方です。

という訳で、とても楽しみに当日を迎えました。

講座での井出先生は、約20名の参加者1人1人のデザインチェックから、型抜き、指導、手直し…とても丁寧に向き合って下さいます。

そのため講座の間は常に忙しくされていたのに、ずっと穏やかで、ユーモアがあって…噂通り本当に素敵な方でした。

また、ライアーへの思いが溢れていて表現がとても美しかったのが印象的です。
「音を蓄えるように、泉をイメージして…」
「木を彫ろうとしないで。木の中に何か見えてくるまで待つように」
等々…他にもライアー制作だけでなく、何にでも通用する本質的なこともポロリポロリとおっしゃいます。
お陰で大切にしたい言葉にも出会えました。

大きくて分厚くて、ずっしり重いトネリコの板を渡されたときは気が遠くなりましたが、ノミを叩いて彫り出していく間は本当に楽しみで楽しみで、夢中になってしまいました。

手で触ってはノミを叩き、手で触ってはノミを叩き…を何度も何度も繰り返していくと、やがて自分のデザインした形が生まれます。

手に馴染む心地よさは、キンダーハープも自分もお互いが心地よくいる為の大切な要素なんだそうです。

仕上げにヤスリをかけ、オイルを塗ると…いよいよ弦を張ります。

すると、生まれたてとは思えない、まるでずっと前からそこにあったような存在感のあるキンダーハープが誕生するのです。

そしてついに、第1号キンダーハープの音色が響いたときは感動の拍手がおこりました。

最終日、井出先生は出発しないと間に合わないギリギリの時間(いや、過ぎていました)まで作業してくださって、木屑をはたきながら大急ぎで園を出発されました。

無事に飛行機に間に合われたのでしょうか…?!

心地よい緊張感の中、最後まで楽しく制作ができたのは、井出先生のご指導のお陰です。
充実した4日間をありがとうございました。

あまりにもやりがいのある作業だったのと、もっとゆっくり向き合いたいという気持ちから、私はすでにまた新なキンダーハープを彫りたい欲求が湧いています。

素敵な企画をありがとうございました。

(在園保護者 須山こずえ)